クイーンルージュとは?長野県生まれの赤いぶどうの特徴をご紹介
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鮮やかな赤色が目を引く「クイーンルージュ®」というぶどうをご存じでしょうか。
シャインマスカットやナガノパープルと比べると、まだ名前を聞いたことがないという方もいるかもしれません。
クイーンルージュ®は、長野県で育成された赤系のぶどうです。
種がなく皮ごと食べられ、高い糖度とほのかなマスカット香を楽しめることが特徴。長野県を代表する新しいぶどうとして期待されています。
今回は、クイーンルージュ®とはどんなぶどうなのか、誕生の背景や味わい、旬、美味しい食べ方などをご紹介します。
クイーンルージュとは?
クイーンルージュ®は、長野県果樹試験場が育成した赤系ぶどうです。
品種名は「長果G11」で、「クイーンルージュ®」は長野県が取得している商標名です。
長野県生まれのぶどうとして知られるナガノパープルに続き、長野県を代表する品種を目指して育成されました。
鮮やかな赤色の果皮に加えて、種がなく皮ごと食べられること、高い糖度を持つことなどが大きな特徴です。
黒紫色のナガノパープル、黄緑色のシャインマスカット、そして赤色のクイーンルージュ®。長野県では色も味わいも異なるぶどうを楽しめます。
クイーンルージュはどうやって生まれた?
クイーンルージュ®は、2008年に長野県果樹試験場で交配されました。
種子親となったのは「ユニコーン」、花粉親となったのは「シャインマスカット」です。
その後、長い年月をかけて選抜や試験が行われ、「長果G11」として育成。2019年に品種登録されました。
つまりクイーンルージュ®は、人気品種であるシャインマスカットを親に持つぶどうでもあります。
ユニコーン
×
シャインマスカット
↓
クイーンルージュ®
クイーンルージュの特徴
クイーンルージュ®には、ほかのぶどうとは異なるさまざまな特徴があります。
鮮やかな赤色の果皮
まず目を引くのが、美しい赤色です。
シャインマスカットの黄緑色、ナガノパープルの黒紫色とは異なり、クイーンルージュ®は鮮やかな赤系の果皮を持っています。
見た目にも華やかで、長野県産ぶどうの新しい魅力を楽しめる品種です。
糖度が高く甘みが強い
クイーンルージュ®の大きな特徴のひとつが、その甘さです。
長野県果樹試験場では、糖度22~23%程度、酸含量0.3~0.4g/100mL程度とされています。
しっかりとした甘さを楽しみやすく、酸味が比較的穏やかなぶどうです。
種がなく皮ごと食べられる
クイーンルージュ®は、無核化処理によって種なしで栽培され、皮ごと食べられることも特徴です。
皮をむいたり種を取り除いたりする必要がなく、洗ってそのまま楽しみやすいぶどうです。
ほのかなマスカット香
適度に熟したクイーンルージュ®には、ほのかなマスカット香があります。
シャインマスカットを親に持つ品種らしい華やかな香りも、クイーンルージュ®を楽しむポイントです。
大粒で食べ応えがある
長野県果樹試験場によると、果粒重は12~13g程度、果房重は400~450g程度。
一粒にも存在感があり、見た目の華やかさと食べ応えを楽しめます。
クイーンルージュの旬はいつ?
クイーンルージュ®は秋に旬を迎えるぶどうです。
長野県須坂市の育成地では、無核化処理した果実の成熟期は9月下旬頃。
シャインマスカットとほぼ同じ時期で、ナガノパープルよりやや遅く成熟します。
ただし、実際の収穫・販売時期は産地やその年の天候、生育状況によって前後します。
秋に長野県産のぶどうを楽しむなら、ぜひ覚えておきたい品種のひとつです。
クイーンルージュ・シャインマスカット・ナガノパープルの違い
長野県のぶどうを楽しむなら、クイーンルージュ®だけでなく、シャインマスカットやナガノパープルとの違いにも注目してみましょう。
| 品種 | 果皮 | 味わいの特徴 | 皮ごと |
|---|---|---|---|
| クイーンルージュ® | 赤色 | 高い糖度とほのかなマスカット香 | ○ |
| シャインマスカット | 黄緑色 | 爽やかな甘さと華やかな香り | ○ |
| ナガノパープル | 紫黒色 | 濃厚な甘さとぶどうらしい風味 | ○ |
赤・緑・黒紫と、それぞれ異なる色と味わいを楽しめるのも長野県産ぶどうの面白さです。
クイーンルージュの美味しい食べ方
クイーンルージュ®は皮ごと食べられるため、まずは果実そのものを味わってみるのがおすすめです。
食べる直前にやさしく洗い、そのまま皮ごと味わえば、果肉と果皮の食感、強い甘み、ほのかな香りを一緒に楽しめます。
冷やして食べたい場合も、冷やしすぎると香りや甘みを感じにくくなることがあります。食べる少し前に冷蔵庫で冷やすなど、好みに合わせて楽しんでみてください。
クイーンルージュは長野県だけで栽培されている?
クイーンルージュ®は、現在、長野県内に限定して栽培されている品種です。
長野県では県オリジナル品種としてブランドを守るため、栽培に許諾制度を設けています。
そのため、クイーンルージュ®は「長野県ならではのぶどう」を楽しみたい方にも注目してほしい品種です。
クイーンルージュはスイーツにも楽しみなぶどう
クイーンルージュ®は、鮮やかな赤色と高い糖度を持つぶどうです。
そのまま食べるのはもちろん、果実の色や形を生かしたスイーツにも楽しみが広がります。
黄緑色のシャインマスカット、黒紫色のナガノパープルとはまた違った、赤いぶどうならではの華やかさがあります。
旬のフルーツを使ったタルトなど、秋の季節限定スイーツとの組み合わせにも注目したいぶどうです。
いとおかしきでは、長野県産を中心に、その季節に旬を迎える果物を使ったフルーツタルトをお届けしています。
シャインマスカットやナガノパープルなど、秋ならではのフルーツタルトもぜひお楽しみください。
クイーンルージュについてよくある質問
クイーンルージュとはどんなぶどうですか?
クイーンルージュ®は長野県果樹試験場が育成した赤系ぶどうです。高い糖度と鮮やかな赤色が特徴で、無核化処理によって種なしになり、皮ごと食べられます。
クイーンルージュはシャインマスカットの仲間ですか?
クイーンルージュ®は、「ユニコーン」を種子親、「シャインマスカット」を花粉親として交配して育成された品種です。
クイーンルージュの旬はいつですか?
長野県須坂市の育成地では9月下旬頃に成熟します。実際の収穫時期は、その年の天候や産地、生育状況などによって前後します。
クイーンルージュは皮ごと食べられますか?
はい。クイーンルージュ®は皮ごと食べられることが特徴のひとつです。無核化処理された果実は種もなく、そのまま食べやすいぶどうです。
クイーンルージュは長野県以外でも栽培されていますか?
現在、クイーンルージュ®の果実生産は長野県内に限定されています。長野県が栽培に許諾制度を設けている県オリジナル品種です。
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まとめ
クイーンルージュ®は、長野県で育成された赤系のぶどうです。
「ユニコーン」と「シャインマスカット」の交配から生まれ、鮮やかな赤色、高い糖度、皮ごと食べられることなどが特徴です。
長野県では、ナガノパープルやシャインマスカットとともに、秋にさまざまなぶどうを楽しめます。
これからさらに注目が高まりそうな長野県生まれのクイーンルージュ®。旬を迎えたら、ぜひその味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。